モッコウばらのアーチをくぐって

日常のささやかな出来事を綴ります。

モンスターマザー

『モンスターマザー 世界は「わたし」でまわっている』(石川結貴 著 光文社知恵の森文庫)を読みました。

すごいお母さんいるんだなあ・・・や、こんな人、娘の同級生の母親にいるいると思ったり、これって私?って思えるようないろんなお母さんが出てきて、ちょっと面白く読みました。

モンスターと呼ばれている割には、私も含め、今の母たちってメンタルはとても弱くなっているんじゃないかなあとも思いました。

子どもが傷つくことをあまりにも恐れて、学校や友達から必要以上に守りすぎたり、それって、子どもが傷つくことを恐れているのではなくて、母親自身が傷つきたくないだけじゃないのかなあ・・・(もちろん私も含めて)。

著者の最後の締めの言葉「子どもに恥じない生き方をしていくこと、それが母親の目指す道だろう」が胸にしみます。