5月のゴールデンウィークに
三浦綾子さんの「天北原野」を読んで
高校生の頃に読んで以来だったのですが
一気に読み終えて、思ったこと。。
閉じていれば小さな文庫本なのに、ひとたびページを開くと
怒涛のように物語や主人公が動き始めて
小説ってすごいなあ。。。。
思い起こせば、忘れていたようなところもたくさんあるけれど
随分、この小説の主人公に影響されて生きてきてきたような
でも、結婚して子育てもして。。
お仕事も忙しかったりして
今だからこそわかる主人公たちの思いもあったり。。
小説っていいな。
そして、6月に入って読んだのは
宮本文学もやっぱりいいな。
そして、もうひとつ
最近珍しく落ち込んだことがあって
仕事に役立つかなと
コーチングの研修を受けたのですが
そこで、人生にとって大切なものを上げていくというようなワークがありました。
私にとってたいせつなもの
・家族
・健康
・楽しみな予定、目標
・お金、財産
・穏やかな時間
・思いで
の順番でした。
ふむふむ・・・とその結果を眺めながら
あれ?お仕事が入ってない!!?と気づいたのです。
それ以来、少し気が抜けてしまって
あんなに頑張ってきた私はなんだったのとか思ったり。
でも、ふとしたことから立ち直りました。
ふとしたこととは
玉置浩二さんの「清く正しく美しく」という歌を聞いた瞬間でした。
奢ってはいけないな・・
真摯にひたむきに私は私のできる小さなことをコツコツ積み重ねていこうと思ったのです。
今の私が、今ここにあるために
助けていただいた方々、支えてくださった方々
そして忘れていたような小説の数々。。
思い出の数々。。
ということで、すっかり立ち直っている私です。