モッコウばらのアーチをくぐって

日常のささやかな出来事を綴ります。

意外なところから帰ってきました

この本は2年ぐらい前に読んでいた本です。
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美しくなるというこはもとより

田中宥久子さんの仕事を通した人生に対する姿勢に共感して2冊も続けて読んだのでした。

職場の女の子たちにも回して、妹も読みたいというので貸していました。

そして貸していたということさえ忘れてました。。。

先日、実家に行くと父が「借りてた本返しとくわ・・」と

本なんか貸してた?・・・と思っていると、なんとこの2冊を手渡してくれたのです。

「いまひとつ、共感はできなかったわ。。たいしたこと書いてなかったな。。」と父。

妹は読み終わって母に貸し、それを父が読んだそうです。。

父に共感は求めていませんが・・・

この本を真面目に読んでいた父を思うとちょっとおかしかったです。


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こちらは、和歌山に行った前後で読みました。

「泥の河」は1977年に太宰治賞を、そしてその翌年に「蛍川」は芥川賞を受賞しました。

どちらも短編ですが心に残る小説です。