モッコウばらのアーチをくぐって

日常のささやかな出来事を綴ります。

心配とおせっかいの境界線^^;

まだまだ朝夕は寒いですが

めっきり春めいてきました。
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今季ずっと見ていたドラマの「不適切にもほどがある」

これは中学、高校の多感な時期を昭和育ちの私たち世代にとって楽しみなドラマです。

毎回けっこう笑い転げています。

前回のパティオでの友人夫婦たちが集まった夕食会は怖かったですね。

SNSなどでたたきまくる世間への風刺でしたね。

ドラマのシーンであんな風に見せられると気づきになります。

笑い転げるドラマの中に、きちんと時代への警鐘や問題提起がなされるところが見事だと思います。

人は人、家族の問題などにあまりに首を突っ込んだり、攻撃材料に使うのはいけませんね。

SNS以外でも気を付けなければです。

 

働いてすぐのころの上司(女性)ですごくしつけに厳しい人がいました。

お茶の入れ方(茶葉には農薬がついてるから急須に入れた最初のお湯は全部捨てる)やリンゴの皮の剥き方とか

お弁当に冷凍食品をたくさん使ってる(これも、これも、これもチン!)とか言う人でした。

お昼の休憩時間にその上司と一緒になるのがしんどかったのを思い出します^^;

そういえば、その上司は何でも手作りしてる感じで、山菜をとりに行って水煮にしたものをお気に入りの部下にあげたりしていました。

瓶に詰まった手作りのものをもらっていることが部署内のカーストを表してるような…

もらった人はどんな気持ちだったのかな。

 

グルメハラスメントというのがあるらしい。

人のお弁当や、他人の食に干渉したり、自身の食へのこだわりを押し付ける嫌がらせを指すそうです。

なんでもハラスメントとしてしまうのは、これまた危険ですが

明らかにあの頃の上司はグルメハラスメントだったな。

 

私もそんな風にならないよう気を付けなければと思いながらも

お弁当に毎食カップラーメンとか菓子パンの人とか見ると

からだ大丈夫なのかな、よく風邪ひくしな・・・とか思ってしまう私もいる。

あくまでも心配の気持ちなのだけれど、言葉に出すと若いころの上司のようになってしまいそう。

心配とおせっかいは紙一重ですな。

 

顔に出ないように、お弁当の内容を観察しすぎないように気を付けなければです。