モッコウばらのアーチをくぐって

日常のささやかな出来事を綴ります。

上品な女性

少し前、庭のカクテルが満開だったころの夕方、洗濯物を取り込もうとして庭に出てみると、
60代後半ぐらいのご婦人が、我が家の庭を立ち止まって見ていらっしゃったのです。

上品な方だなと思いました。
「この赤い花はバラですか?」と聞かれて、「カクテルと言う名のバラですよ」と。

そして、しばし立ち話をしたのですが、ときどき、散歩で我が家の前を通っていらっしゃったようで、
「どんな人が住んでいるんだろうと思ってました。想像どおりでしたよ」とおっしゃいました。

隣の町で、学習塾をされているそうです。

その方とは、それ以来、お出会いしてないのですが、上品なたたずまいが印象的で、第一印象で「上品」だなあと思わせてしまう、その要素ってなんだろうと…時々考えます。

美しい人はたくさんいるし、賢いだけでも上品とは言えないし…
美しく、賢く、そして心根のきちんとした人。。。そんな人かなあ。

そんなおもむきの女性になれますように。。。