モッコウばらのアーチをくぐって

日常のささやかな出来事を綴ります。

「春さんのスケッチブック」

息子が、この間から夏休みの宿題の課題図書を読んでいました。

「いい話だからお母さんも読んでみて!」というので、早速読んでみました。

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この本は、夏休みの最初の頃に、宿題をやってしまったお友達が貸してくれたものです。

可愛い表紙です。

小学校6年生の男の子が父親と親子喧嘩をして家出をするところから始まります。
親戚のおばさんを頼って、東京から、一人で新幹線に乗って信州の上田市まで行くのです。。。


おばさんの家の近くに「無言館」という美術館があって、そこから戦争中のおばさまの思い出話になります。


無言館」とい美術館は初めて知りましたが、実在するものだそうです。
戦没画学生の作品を集めてあるそうです。

作者は、この無言館のことを、子どもたちに、もっと知ってほしいと思ってこの作品を書かれたそうです。

子どもを連れて、今度行ってみようと思います。