モッコウばらのアーチをくぐって

日常のささやかな出来事を綴ります。

映画19,20(#^_^#)


f:id:rose-eiko:20191229200213j:image

明るく静かに澄んで懐しい文体、

少しは甘えてゐるやうでありながら、きびしく深いものを湛へてゐる文体、

夢のやうに美しいが現実のやうにたしかな文体……

私はこんな文体に憧れてゐる。だが結局、文体はそれをつくりだす心の反映でしかないのだらう。

原民喜『砂漠の花』 

 

音楽、映像

とても美しい映画でした。

映画の中で原民喜さんの言葉が引用されていました。心が澄んでいくようです。

 

 


f:id:rose-eiko:20191229200620j:image

小説を読んで、観たいと思いながら見逃した映画です。

狂気に満ちた母の言動も、母である私には理解もできました。見応えがあり、泣けました。