モッコウばらのアーチをくぐって

日常のささやかな出来事を綴ります。

新しい生活と桜

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新学期もはじまり、長女は中学校へ入学、長男は5年生になりました。

中学の入学式では、仲良しのお友達とバラバラになってしまい、ちょっぴり不安そうな娘でしたが、翌日には、新しいお友達もでき楽しそうに通学しています。

長男も相変わらず、毎日お友達と遊んでおります。

桜もそろそろおしまいですね。明日は雨だそうです。
土曜日、空手の練習の帰りに、近くの市役所の桜を見に行きました。大きな桜の樹がたくさんあって、それは、それは美しかったです。毎年見に行きますが、今年は一段と美しいように思いました。

子どもたちは、練習の後だったので、買って行ったビッグマックにかぶりついていました。

ちょうど満月で、ライトアップされた桜が月光に照らされ、幻想的でした。

息子は、2歳から保育所に通ったのですが、保育所に通い始めたある日、遅くなってお迎えに行ったのですが、家についても、息子が右手をかたく握りしめたままだったのです。
おかしいなと思い、その手をほどくように開けてみると、小さな手の中に、つぶされた桜の花がありました。握っていたことすら忘れ、でも握りつづけていた息子が、「お母さん、お土産」と。
今でも思い出すと涙が出ます。
慣れない保育所で、桜の花をお母さんに持って帰ってあげようと、いつから握りしめていたんだろう・・・と。
ちょっぴり切ない、桜の思い出です。